トップメッセージ

国内外で積極的に新市場を開拓し、
企業価値向上に邁進してまいります。

株主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

当連結会計年度における世界経済は、米国では良好な雇用所得環境のもと個人消費の回復が続き、慎重姿勢が続いていた企業の設備投資も原油価格の上昇に伴って増加基調にある等、景気の回復が続いております。中国では、過剰設備、過剰債務問題から停滞局面が続いておりましたが、公共投資等に支えられ、足元では景気は持ち直しの動きに転じております。また、欧州においても小幅ながら景気の拡大が続いていることから、世界経済全体としては緩やかな回復傾向にあります。しかし、米国の新大統領就任以降の政策や、英国のEU離脱や欧州各国の反EU政党台頭リスク等の政治情勢が世界経済に与える影響が懸念されており、先行き不透明感が強まっている状況にあります。
わが国経済は、雇用所得環境の改善や企業収益の回復等から景気は緩やかな回復基調が続いていますが、海外経済の先行き不透明感の強まりによる景気の下振れリスクが残っています。

このような状況の中で、当社グループは、「初志貫徹」をスローガンとし、北米市場では、TEIKOKU USA INC.がキャンドモータポンプ市場の更なるマーケットシェア拡大を目指して、冷凍機向けポンプのノックダウン生産をスタートさせました。中国市場では、大連帝国キャンドモータポンプ有限公司が、主力のケミカル向けを中心として受注強化に取り組んでまいりました。また、新たな市場の開拓として、インドのHydrodyne(India)Pvt.Ltd.の子会社化を決定する等、積極的な海外戦略を展開いたしました。
一方、国内においては、石油化学関連企業の底堅い設備更新需要の取り込みの他、顧客ニーズを先取りした提案型営業を展開しました。また、高機能ポンプや大型ポンプの生産体制の強化及び生産効率の向上を目的として本社工場の増設を進めてまいりました。

これらの結果、国内市場においては、設備更新需要を中心に売上は堅調に推移しましたが、海外市場においては、米国、中国ともに下期の受注は堅調に推移したものの、上期の受注不振と円高による為替換算の影響から、通期の売上は低調に推移し、当社グループの当連結会計年度の売上高は192億77百万円(前期比6.9%減)となりました。
利益面につきましては、売上の減少並びに粗利率が悪化した結果、営業利益は17億12百万円(同20.9%減)、経常利益は17億74百万円(同12.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は12億51百万円(同11.9%減)となりました。

今後とも株主の皆様のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2017年5月
株式会社帝国電機製作所
代表取締役社長 宮地 國雄

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