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定量ポンプとは?

定量ポンプ

一定量の液体を正確に移送できるポンプを定量ポンプといいます。
ポンプの種類は大きく分けてターボポンプと容積式ポンプの2種類があり、定量ポンプは容積式ポンプに分類されます。
正確な量の液体移送が重要視される場面において、定量ポンプは欠かすことのできないポンプです。

定量ポンプの仕組み

ピストンを押すと液がシリンダーから排出される

定量ポンプの基本となる仕組みは注射器です。
注射器はピストンを引くとシリンダーに液が入ります。
そして、ピストンを押すと液がシリンダーから排出されます。
この仕組みを利用しています。

正確な量の液体を送液することが可能

送液される液の量はピストンが移動した体積となるため、
正確な量の液体を送液することが出来ます。

では、どのようにして液を移送しているのでしょうか。
出入口が1つでは効率良く送液することはできません。
そこで、注射器の出入口を2つに分岐させます。

注射器の出入口を2つに分岐させる

ただし、分岐させただけでは両方の出入口から液が出入りするので、分岐させた出入口に逆止弁(一方向にのみ流れるバルブ)を取り付けます。
そうすることで、液の流れが一方通行になり、効率良く送液することが出来るようになります。
  • 分岐させた出入口に逆止弁(一方向にのみ流れるバルブ)を取り付ける➀
  • 分岐させた出入口に逆止弁(一方向にのみ流れるバルブ)を取り付ける➁

定量ポンプの優れた特徴

定量ポンプの優れた特徴

テイコク製定量ポンプは独自のシール設計・製作ノウハウにより高い安全性と信頼性を実現しています。
また、遠心式に比べ高圧域・微小流量域で使用することができ、吐出量の精度が良いという特長を持っています。
中でもテイコク製ダイアフラムポンプは無漏洩構造であるため、公害や環境汚染の心配もないという優れた利点を持っており、
人や地球環境に最も優しいポンプの一つとして環境問題に大きく貢献しています。