スラリーシール型キャンドモータポンプ(D型)

取扱液中に微少スラリーが混入している場合でも使用できるキャンドモータポンプです。
キャンドモータにプロセス液とモーター内液とを分離するメカニカルシールを装着した構造で、
外部からの清澄な液によるフラッシングでベアリングの潤滑とモーター冷却を行いながら運転します。
- 活用分野
- ケミカル 、 その他
- その他活用分野
- 食品・飲料、医薬、農薬・肥料 など
仕様
吐出量 | Max 10m3/min |
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全揚程 | Max 160m |
スラリー濃度 | 3~5 wt% |
モーター出力 | Max 120kW |
接液部主材質 | オーステナイト系ステンレス |
上記仕様以外の場合もご相談ください。
特長
■ スラリー液の送液に最適
軽微であったり異常時にだけスラリーが入ってくる場合に最適なスラリーポンプです。
メカニカルシールにより二分されたモータ側には、スラリーを含まない清澄な液を充満させています。そのためベアリングの潤滑とモータの冷却を行う自己循環回路が設けてあり、スラリー液が手軽に扱えます。
■ 液漏れさせない
キャンドモータ採用のため、スラリー液を外部に漏らさないことで清潔且つ安全性を保てます。
■ オプションでシールポットの装着可能
外部注液ラインの設置が難しい場合は、シールポットを採用することで安定した循環経路の確保を行えます。
代表用途
触媒や結晶物のような小さな固形粒子を含んだプロセス液