■ 液漏れさせない

ポンプヘッドが完全密閉型なので、毒性や可燃性の危険液、高温液、高融点液、悪臭を放つ液、大気に触れると変質する液などを漏らさずに送液できます。
ダイアフラム（隔膜）はPTFEとメタルの2種類があり、圧力、液物性、温度など使用環境に応じて選定されます。

■ 高い定量精度

ストローク長を変化させることで、幅広い流量範囲で高い流量精度を実現しています。
ストローク長の調整方法は手動ハンドルのほか、空気式、電気式アクチュエーターが選べ、お客様の設備環境に対応できます。

・反復精度

最大吐出量の10：1の範囲で±1％以下

・ 再現性

最大吐出量の10：1の範囲で最大吐出量の±3％以下

・ 直線性

最大吐出量の10：1の範囲で最大吐出量の±3％以下

■ メンテナンス性

ストローク調整部、各バルブ等の構造を見直すことで、部品点数の削減とメンテナンス性の向上を図りました。
PTFEダイアフラム型の場合はダイアフラム破損検知器を標準装備しており、分解無しで外部からポンプの状態を監視できます。

■ 高圧ガス保安法に対応

高圧ガス保安法に対応可能で、大臣認定品の場合は納期コストを大幅に削減することができます。

■ 国際規格に対応

国際規格であるAPI675に準拠した設計仕様に対応可能です。

■ 多連式ポンプヘッドで幅広い活用を

ポンプヘッドの連数を増やすことで大流量域の送液が可能です。
また、各々のポンプを同じストローク長で運転し、脈動を軽減することも
単独で流量調整し、異なる原料や触媒を必要量だけフィードするも実現できます。